「国名」「人名」など

N○K国内番組基準第二部第三章第四項「情報の国際時代」より

  1. 国名、政治体制・政権の名称、国旗、国境
  2. 外国の地名・人名の表記・発音
  3. 日本の領土問題
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1・国名、政治体制・政権の名称、国旗、国境

外国の政治体制、政権、国旗、国家、国境など国際関係の事柄を取り扱う場合は情勢の変化を十分に把握して、正確に表現するようつとめる。

 

<参考>

「北朝鮮」は、本来朝鮮半島の北半分を指す地域名であるが、国名として使われることもある。放送で北朝鮮の国家・政府を扱うときは、必ず一度は「北朝鮮 朝鮮民主主義人民共和国」と正式国名を使う。
「大韓民国」は、略称の「韓国」を使ってよい。「アメリカ合衆国」を「アメリカ」とするのと同じ扱いである。

 

 

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2・外国の地名・人名の表記・発音

外国の「地名」「人名」の表記や発言の統一をはかるため、NHKには「基本方針と原則」があり、そのことばの日本語化の程度を考慮して次のように扱うことにしている。

・原音とは異なる慣用がすでに熟しているものは、慣用の形を尊重する。

ルーマニアのブカレスト(現地の呼称ブクレシュチは使わない)

ヘボン式ローマ字で知られるJ・ヘボン(Hepburnペップバーンとは言わない。

1992年(平成4年)に、スペインのセビリアで万国博が開かれた時、セビリアの表記でセヴィリア、セビリア、セビリなど誤用が続出した。
よく知られている地名・人名ほど記憶に頼らず、表記・発音を確認することが大切である。

・慣用が熟していないものはなるべく原音に近くカタカナで書き表し、原則として発音は表記に一致させる。

(例)

プエルトリコのサンフアン(×サンファン)

スイスのチューリヒ(×チューリッヒ)

英米の男子名 ジョーゼフ(×ジョセフ)

英米の女子名 メリー(×メアリー)

 

<参考>

中国の地名・人名は原則として、広州(こうしゅう)、江沢民(こうたくみん)のように日本で通用する漢字(中国の簡体字ではなく)で書き、日本語読みとする。
上海(シャンハイ)、青島(チンタオ)など原音読みの慣用が広く行われているものは、原音読みとしている。

韓国・北朝鮮の地名は原則として釜山(ふざん)、大同江(だいどうこう)のように漢字で書き、日本語読みとする。ただし、ソウル、ピョンヤンはカタカナで書き、原音読みとする。京城、平壌は使わない。
人名は原則としてカタカナで書き、原音読みとする。日本に在住する韓国・朝鮮人の名前は漢字で書き、日本語読みとするが、本人の希望するときなどは、カタカナで書き、原音読みする場合もある。

 

 

「国名」「地名」「人名」などの表記・発音については、『NHKことばのハンドブック』に詳しく記されているので、必ず参照すること。

ただし、ことばは「いきもの」であり、ニュースの内容に応じて外国の地名、人名など、新たに頻繁に使われるものが出てくる。報道局が行う用語統一などにも目を配る必要がある。

 

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3・日本の領土問題
日本の領土問題については、日本政府の公式見解を十分に踏まえて、領土権を放棄していると受けとられるような表現はしない。
領土問題では、ロシアとの交渉が続いている北方領土、韓国が領土権を主張する島根県の竹島、中国が領土権を主張する沖縄県の尖閣諸島の問題がある。
これらの地域の扱いについては、地図で表示する場合など、注意が必要である。

 

 

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